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2026年3月2日 1時31分

佐藤慎太郎が通算500勝 ~久留米競輪場~

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佐藤慎太郎
S級で勝ち星を積み重ねて、デビュー30年目で区切りの500勝

怪我に泣かされた昨年を乗り越えて500勝

 久留米競輪場で開催されている「戸上守杯×HPCJC」は、3月1日に初日が行われた。特選の12レースでは、佐藤慎太郎(福島・78期・S1)が、先行策に出た岩本俊介の番手から伊藤旭のまくりを鮮やかに止めて直線勝負。押し切り図る岩本をゴール前で差し切った佐藤が1着。96年8月に地元、平でデビューして初勝利を挙げてから、デビュー30年目で通算500勝のメモリアルを達成した。

 佐藤は99年にS級に昇級すると、その後は一度もA級に陥落することなく49歳のいまもS級の座を守り続けている。03年11月に行われた全日本選抜では小野俊之との壮絶な競り合いを制して、タイヤ差で念願のタイトルホルダーの仲間入りを果たした。ゴール後に落車したが、ガッツポーズでファンの声援に応えて戴冠。19年にはグランプリも制覇した。しかしながら、昨年1月に松阪で落車に見舞われ、約3カ月の戦線離脱。苦しい一年となった。今年に入り2月の静岡記念の2日目に白星を挙げて、500勝にリーチをかけていた佐藤だったが、続く全日本選抜では3354着。
 「(通算500勝は)勝ち上がりで決めたい、負け戦じゃなくてね。去年の状態と比べると本当にありがたいですね。普通に走れるってことに。それがうれしいです。ただ、限界はもうだいぶ前から突破しています、かなり。あとは突破してる期間をどこまで伸ばせるかってところ」と、全日本選抜の前検日には、いつもの慎太郎節で500勝を見据えていた。
 思惑通りのG1でのメモリアルはならずも、きっちりと番手の仕事をこなしての500勝には自身も納得だろう。まだまだ通過点、限界突破の先の終着点は見えない。

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竹内祥郎記者

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