吉田拓矢が「第1回平原康多カップ(G3)」を制す ~西武園競輪場~


盟友の眞杉匠を目標に通算9度目のG3制覇
4月12日に西武園競輪場で開設76周年記念「第1回平原康多カップ(G3)」の最終日が開催された。昨年引退した地元のスーパースター・平原康多氏の実績を称え、今シリーズから「平原康多カップ」として銘打って行われた当大会。激戦となった決勝戦は眞杉匠の打鐘2センターカマシに乗った、吉田拓矢(茨城・107期)が差し切りV。今年2月の静岡記念「たちあおい賞争奪戦」以来となる通算9度目のG3制覇を達成した。
【レース経過】
レースは眞杉率いる栃茨3車が前受けからスタート。初手で中団を取った皿屋豊が赤板で先にインを切り、その上を黒沢征治-宿口陽一の地元が押さえて、単騎の古性優作が追って行く。最後方となった単騎の佐々木豪は打鐘で内から上昇し、6番手まで位置を押し上げる。眞杉は打鐘2センターから一気にカマして、後位の吉田-金子幸央まで続き3車で出切る。最終バックでは黒沢がまくるも車は出ずに後退。眞杉の番手で絶好展開を迎えた吉田が車間を空けてゴール寸前で差し切った。
【優勝者 吉田 拓矢インタビュー】
「(第1回平原康多カップを優勝し)最高にうれしいです。西武園は苦い思い出もあったので。今回は日程的にきつくて、精神的にも肉体的にもきつかった。(優勝できたのは)周りのおかげだし、ラインのおかげです。(レースは)前からで、あとは眞杉の好きなようにと。(眞杉が)本当に強くて離れかけたけど、何とか付けたので良かった。眞杉が掛かっていたので、誰も来ないだろうと思って、あとはラインで決まるようにと。眞杉が2着に残ってくれて良かったです。(西武園は)去年に落車して、その前は(23年オールスターで)失格。いいイメージはなかったけど、(決勝は)金子さんが番手を譲ってくれたのと、眞杉の頑張りのおかげ。平原(康多)さんが大事にしてきたラインの力を見せられたかなと。平原さんと武田さんはデビューしてから競輪を教えてもらった師匠のような存在です。(次は連覇が懸かる日本選手権競輪で)間隔が空くので、眞杉たちと一緒に合宿をする予定なので仕上げていきたいです。(今後の眞杉との前後は)終わってから宇都宮記念は頼むよと言われたました。いつでも(前を回る)準備はしているし、あとは眞杉が了承してくれるかですね」

髙野航記者
選手詳細データ
吉田拓矢 選手 茨城・107期

















