熊本コンビが勇気を届けるワンツー ~小田原競輪場~

「自分たちは走って元気付けることしかできない」
小田原競輪開設77周年記念『北条早雲杯争奪戦』は、8月1日(土)に初日が開催された。11レースは、伊藤旭(熊本・117期)と、東矢圭吾(熊本・121期)がワンツー。先月28日に発生した『令和8年熊本地震』によって甚大な被害を受けた熊本へ、勇気を届ける決着となった。
2人にとって、特別なレースだった。伊藤も、東矢も、地震発生時は地元の熊本に滞在。幸いにも、両者共に自宅の被害は棚が倒れるなどにとどまり、今節には問題なく参加できた。東矢の巻き返しをゴール寸前で交わして1着の伊藤は、バンク内で行われた勝利者インタビューで「明日からも、地元の熊本で被災された方たちを勇気づけられるように頑張りたい」と、力強く宣言。記者陣への共同インタビューでは、レースを振り返るとともにこう語った。
「(東矢が)掛かっていたし、抜けるか抜けないかギリギリの勝負だった。(東矢と)ワンツーだったので良かったです。自分たちは走って元気付けることしかできないし、熊本でワンツーを決められて良かった」
傷ついた故郷に勇気を届けるために。熊本勢は一丸となり、目の前のレースに気持ちを込めて走りぬく。

熊谷洋祐記者
選手詳細データ
伊藤旭 選手 熊本・117期




















