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2026年10月23日 19時5分

中川誠一郎がヒヤヒヤの2予突破 ~熊本競輪場~

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中川誠一郎
準決勝も嘉永の後位でライン3番手

タテ脚を発揮して現地集合

 令和8年熊本地震復興事業 熊本競輪開設76周年記念『火の国杯争奪戦G3』の2日目が、10月23日(金)に行われた。2次予選12Rは、地元の嘉永泰斗と、中川誠一郎(熊本・85期)がワンツー。道中で連係が乱れるあわやの展開だったが、地元の新旧エースがそろって準決勝へと勝ち上がった。

 地元勢が圧倒的な人気の中心。佐藤壮志の後位から、嘉永泰斗-中川誠一郎で抜け出したところの2車単オッズが1.6倍と支持を集めた。レースは大方の予想通りに地元勢が前受け。佐藤が突っ張り先行に出て、嘉永がどのタイミングで番手から踏むか…。そんな展開が容易に想像できた。が、佐藤が赤板でまさかの突っ張りに失敗。西岡利起に前に出られてしまう。嘉永のアシストもあって、佐藤はすぐさま叩き返し、嘉永と2車で主導権を取ることには成功したが、3番手の中川は渡辺十夢に割り込まれて連結を外してしまう。中川は「100%突っ張りだと思っていたんですけど…」と、切り出した。

 「(佐藤)壮志の突っ張り方が甘かった。(嘉永)泰斗がコースをこじ開ける感じで行ってくれたけど、(渡辺)十夢に削られそうになった。十夢を入れて、内をすくおうかと思ったけど、十夢が切り替えるんじゃないかってくらい差し込んでいて…。それで外に追い上げる意識に切り替えました」

  5番手で立て直すと、最終バック手前からタテ脚を発動。それを察知した嘉永は、中川と連動するかのように番手から踏み込む。結果的にゴール前での現地集合で、地元ワンツーが決まった。

 「ホームで外を行っちゃうとまくり頃になるので、バックで行こうと思った。踏んで行ったらちょうど泰斗と目が合って、意志の疎通ができました」

 ヒヤっとする場面はあったが、終わってみれば2車単の一番人気に応えてゴール。勝負の準決勝は、再度地元ラインの3番手で嘉永の後ろを回る。「力が入っちゃって硬くなっているけど、一走して落ち着いてきてはいる。もう、気負ってしまうのはしょうがない」と、地元記念の緊張感を受け入れて、昨年に続いての決勝進出を目指す。

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熊谷洋祐記者

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