佐々木悠がS級特進狙う ~京王閣競輪場~

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佐々木悠葵
関東勢の大型先行として期待される
決勝戦は地元勢が抵抗を見せるか

 11月25日(水)、京王閣競輪F2シリーズの2日目11レースで、佐々木悠葵(群馬・115期)が快勝。連勝を『8』に伸ばしてS級特進へ王手をかけた。

 レースでは佐々木が6番手に置かれる展開も、最終ホームから巻き返すと、先まくりを打つ浅見隼(東京・115期)の上をスピードの違いで飲み込み力の違いを見せた。「タイムは昨日より出ていますけど、ラインで決められていないので、内容は良くないですね」と言葉少なめに振り返る。

 決勝戦(26日20:30発走)は地元の東京勢が武田亮(115期)を先頭に浅見隼-清水吉康(85期)が結束し必死の抵抗を見せそうだが、佐々木は「まずは自分の走りをするだけですね。最近は早めに仕掛けても押し切れているし、脚は付いてきていると思う。何度も失敗しているので今回は決められれば」と意気込む。S級への特進は今年3度失敗しているだけに、『四度目』の正直を達成するべく決勝戦に臨む。

 また11月26日には久留米競輪最終日の11レース(15:50発走)に松本秀之介(熊本・117期)が出走。こちらも特進に王手をかけており、東西の若きスター候補が、同時にS級へ駆け上がれるかにも注目だ。

及位然斗記者

2020年11月25日 21時30分

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