北津留翼が400勝を達成 ~防府競輪場~

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北津留翼
400勝は通過点。500勝、600勝へとまだまだ白星を積み重ねる
相性良い防府バンクで決めた

 9月6日、北津留翼(福岡・90期)が防府競輪場で行われているF1シリーズの初日特選で1着。節目の400勝を達成した。
 レースはライン3車の河端朋之(岡山・95期)が先制。単騎の福島武士(香川・96期)、神田紘輔(大阪・100期)がそれぞれ、4、5番手に付いて北津留は6番手と苦しい展開。それでも最終バック前から踏み上げると前団を飲み込み一気のまくりを決めた。北津留は防府との相性が良く、ここ5年では9戦中6勝。その中には記念制覇、F1とブロックセブンでの2Vも含まれており相性は抜群。今シリーズでの400勝への期待値は高かった。
05年にデビューした北津留は順調に白星を重ねデビューから156日でA級で3場所連続完全優勝でのS級特別昇級を決めた。
海外での活躍も目覚ましく主にスプリントで活躍。チームスプリントの北京オリンピック出場権獲得に貢献している。
現在もG1クラスで活躍しており輝きが衰えることはない。この400勝達成も通過点だろう。

木村貴宏記者

2021年9月6日 19時11分

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