菅田壱道が前を向く ~大宮競輪場~

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菅田壱道
寬仁親王牌でもまくりを決めておりタテ脚好調
2022年こそG1制覇へ

 11月2日(火)から大宮競輪場でF1シリーズ『東京中日スポーツ・サテライト花園寄居杯』が始まる。

 シリーズをけん引するのは、先日行われた寬仁親王牌で決勝へと進んだ菅田壱道(91期・宮城)だろう。
 「(競輪祭は権利がなく)今年最後のG1で結果を残せた。今年一番のデキで臨めたのは良かった」と明るく振り返ったものの、やはり連係を外してしまった決勝の話になると表情は引き締まった。
 「(新山、新田の)ナショナル組との脚力差を感じた。現状は付いていくだけでも脚が一杯。レース後には普段は怒らない大槻(寛徳)さんにも厳しく指摘されて4人で話し合った。大槻さんも自分のことを思っていってくれたんだと思う。来年以降の課題としてまずは付いていく、まずはナショナル組に離れないようなダッシュ力を付けていきたい」と再び進むため、前を向いた。

 初日のレースは北日本4車の先頭でのレースに「4車の先頭として責任持った走りを。F1戦でも権利取りとかありますからしっかりと」と再スタートを幸先よいものにするべく、好スパートに期待だ。

角田祐馬記者

2021年11月1日 15時40分

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