武田亮が通算100勝を達成 ~大宮競輪~

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武田亮
師匠からのプレゼントには「100勝おめでとう!!」のメッセージ
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レース後はすぐさま反省会(左・武田亮、右・山崎充央)
師匠の目の前で達成

 25日(金)の大宮競輪F1シリーズ2日目6Rにおいて武田亮(東京・115期)が通算100勝を達成した。

 レースは前受けした武田が同期の阿部架惟都(宮城・115期)の上昇を受けて5番手に下げる。阿部が徐々にペースを上げる中、じっくりと脚をためた武田は最終1センターからの巻き返し。スピードの違いで一気にまくり切った武田が、ゴール前も力強く踏み直してそのまま押し切った。レース後はすぐさま師匠の山崎充央(東京・79期)とレースを振り返り、最後には山崎から自転車のチェーンのプレゼントが送られるサプライズ。武田は和やかなムードの中で取材に応じた。
 「ずっとモヤモヤしていたので。師匠には、気楽にもっと自信を持って走れと言われていました。いつもだったら引いてすかさず仕掛けて、タレて差されていました。練習はやってきたし、その自信はあるので」
 
 昨年の12月平で100勝にリーチをかけてから足踏みが続いただけに、一安心と言ったところだろう。ただ、将来有望な若者にとってはもちろん通過点に過ぎない。
 「次の目標?とりあえず調子を上げていかないと。来年の立川記念にはもっと良い点数を持って呼ばれたい。今年は悔しい記念だったし、もっと上げていかないと」
 
 関東の先導役としてグレードレースを賑わす日が、すぐそこまで来ている。

熊谷洋祐記者

2022年2月25日 15時11分

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