脇本雄太が2日目以降を欠場 ~奈良競輪場~

photo-57545
脇本雄太
別線を圧倒する走りを見せた初日だったが、2日目以降を欠場(写真は前検日に撮影)
初日特選で古性優とワンツーも…

 奈良競輪場で2月2日に幕を開けた開設72周年記念「春日賞争覇戦(G3)」は、初日メインの特選で近畿ワンツーでの決着となった。昨年5月のダービー準決以来、古性優作が脇本雄太(福井・94期・SS)を差し切っての上位独占も、脇本が急性腰痛症により2日目以降を欠場。
 「(前回の)豊橋の3日目の夜くらいから持病のヘルニアが出た。中2日で治療をメインにやってきた。痛みが残っている状態だけど、ここまで痛みが強いのは久しぶりですね」と、前検日に吐露していただけに、残念ながらその不安が的中する形になった。
 一昨年10月に久留米で行われた熊本記念でも、腰部を痛めて2日目以降を欠場。翌年の2月の奈良記念に復帰するまでに約4カ月を要しているだけに、大事に至らなければいいのだが…。
 大きな柱を失った地元の近畿地区は、もう1人のS級S班の古性を中心に二次予選以降を戦い抜かねばならない。

竹内祥郎記者

2023年2月2日 20時09分

開催情報

ページトップへ