「悩んだ時間を無駄にしないように」新山響平が復調気配 ~四日市競輪場~

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新山響平
前検日、検車場で取材に応じる様子
初日は嘉永泰斗、皿屋豊との自力対決

 4月1日から四日市競輪場でベイサイドナイトドリーム大阪・関西万博協賛競輪(GⅢ)が開催される。今回は2名のS班が参戦し、北日本の先頭を託された新山響平(青森・107期)は守澤太志(秋田・96期)とのS班ラインを形成し、別線に大きく立ちはだかる。

 前回のウィナーズカップ(別府競輪場)で今年ビック初優参した新山は「最近の中では手応えがありましたね。色々悩んでいたんですけど、練習方法を変えてそれが結果的にうまくいったんだと思う。前回から調子も変わっていないと思いますし、悩んだ時間を無駄にしないように」と復調のきっかけをつかんだ様子。

 初日は勢いに乗る嘉永泰斗(熊本・113期)や、地元の皿屋豊との自力対決になるが「後ろは3人ですし迷惑をかけないように。四日市は久々になるので、感触を確かめながら走りたい」と意気込む。

 初日特選は最終12レース(発走予定時刻20時25分)に行われる。自信を取り戻しつつある新山の走りに注目だ。

及位然斗記者

2023年3月31日 17時25分

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