末木浩二がオープニングで200勝 ~松阪競輪場~

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末木浩二
番手で人気に応えて、シリーズの勢いも加速
弥彦記念V以来の勝ち星で200勝

 10月10日に松阪競輪場でスタートした開設75周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪(G3)」は、オープニングの1レースで末木浩二(山梨・109期)が、番手でチャンスをモノにして1着。16年7月のデビューから10年目に入り、通算200勝を遂げた。今年は6月に高松宮記念杯でビッグ初のファイナル進出。7月の弥彦では地元支部で記念初優勝と充実の一途だったが、弥彦記念V以降は勝ち星から遠ざかっていた。7月以来の勝ち星が、節目のメモリアルになった。

【末木 浩二】
 「(通算200勝は)やっと達成できて、うれしいです。意識はしてなかったけど、達成してみると気分はいいですね。G1の決勝も記念の優勝も、正直、自分がなにかを変えたわけではない。番手戦だったので、すべてがうまくかみ合った。偶然が重なって、トントンといって自分でも不思議な感じだった。デビューしてからもう時間もたって、自分の立ち位置もわかっている。でも、強い選手の後ろを回らせてもらって、自分が前の時はもっと強い自力を出せるようにっていう思いでいます」

竹内祥郎記者

2025年10月10日 12時05分

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