「400勝は通過点ですね。500勝が目標なので」

　10月11日に大宮競輪場でFIガールズシリーズの2日目が開催された。10RにはS級準決勝が行なわれて根田空史（千葉・94期）が登場。一戸康宏が率いる地元トリオとの2分戦となったが、冷静に構えて2角まくりで快勝。これで通算400勝を達成した。

　「（レースは）単騎勢がどう動くかだったけど、とりあえず脚をためてと思っていた。理想はカマせれば良かったけど、一戸さんもフカしていたので。（前検日にセッティングをいじり、初日の感触が良くなく）セッティングを元のに戻したらバッチリです。（共同通信社杯から平原康多氏のフレームを使いはじめ）でも平原さんのフレームだから、9車の方が合っている。7車だと踏み出しが重くなるけど、9車だと赤板から流れているので。400勝は通過点ですね。選手としては、500勝が目標なので。思い出の1勝とかも特にないですね。先のことで頭が一杯なので」

　機動力の高さを武器に長らく南関の先頭で風を切ってきた根田。近況はレジェンド・平原康多氏のフレームで動きも良化しており、今後はより一層の活躍に期待がかかる。

• 選手詳細データ

• 
  根田空史 選手千葉・94期