日本の女子選手初の快挙達成

　東京2020オリンピック最終日の8月8日、自転車トラック女子オムニアムが伊豆ベロドロームで行われ、梶原悠未が銀メダルを獲得した。女子の自転車トラック競技でのメダル獲得は史上初の快挙。男女を通じてのオリンピック自転車トラック種目のメダル獲得は2008年北京五輪のケイリンで銅メダルとなった永井清史（岐阜・88期）以来で3大会ぶりとなる。

　また同日に行われた男子ケイリン種目に新田祐大（福島・90期）、脇本雄太（福井・94期）が出場。新田は準々決勝で散ったが、脇本は準々決勝を会心の逃げ切りで1着通過。準決勝で敗退したものの、順位決定戦で逃げ切り、7位で大会を終えた。両者ともに8月10日から平競輪場で開催されるオールスター競輪に出場を予定している。

◎東京2020オリンピック自転車トラック種目の日本人選手の主な成績

梶原悠未
オムニアム　銀メダル

小林優香（福岡・106期）
ケイリン　準々決勝敗退
スプリント　1/16決勝敗退

脇本雄太（福井・94期）
ケイリン　7位
スプリント　3回戦敗退（敗者復活戦敗退）

新田祐大（福島・90期）
ケイリン　準々決勝敗退
スプリント　予選26位敗退

橋本英也（岐阜・113期）
オムニアム　15位