福井勢がチームスプリントV ~全プロ競技大会~


寺崎浩を主軸に3人で息の合ったチームワーク
青森競輪で開催されている「第72回全日本プロ選手権自転車競技大会」は、各地区の代表がチームスプリントでタイムを競った。南関東地区が暫定トップで迎えたラスト8番目の近畿地区は、内山慧大(福井・123期・A2)、寺崎浩平(福井・117期・S1)、岸田剛(福井・121期・S2)というオーダー。2走目の寺崎が先頭の内山との車間を空ける作戦がズバリ。力をためた3走目の岸田がラスト1周を踏ん張り、南関東、関東地区の強豪をくだした。
【寺崎浩平(福井・117期・S1)】
「チームとしては3走に脚を温存させる作戦でした。ただ、自分はあんだけ空けていたんで、(先頭に立ってからは)2コーナーからバックの向かい風がしんどかった。(優勝は)うれしいし、岸田君も寬仁親王牌に出られるのでしっかりと走りたい」
【岸田剛(福井・121期・S2)】
「最後はしんどかったけど、道中は寺崎さんのおかげで脚をためることができた。(10月の寬仁親王牌でG1に)初めて出られる権利を得たので頑張ります。(チームスプリントの優勝で特選スタートになるから)相手はめちゃくちゃ強いので、それまでに脚をつくっていきたい」