ガールズ決勝戦は大激戦 ~四日市競輪場~

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畠山ひすい
デビュー初Vへまい進する
先行力なら畠山ひすいが一番

 5月29日に四日市競輪場でルーキーシリーズの最終日が開催される。11Rのガールズ決勝戦では在所1位の又多風緑(石川・20歳)と卒記クイーンの畠山ひすい(北海道・20歳)、松戸と松山で2連続優勝中の小泉夢菜(埼玉・23歳)に、唯一連勝で勝ち上がった松本詩乃(東京・23歳)と好メンバーが出揃った。

 その中でも注目したいのは畠山だ。デビュー戦の松戸は残念ながら失格して、今場所は心機一転して臨んだ開催。「(2走目は)思い通りにはいかなかったけど、前に出切れたので力を出し切ってゴールすることはできた。(決勝は)又多さんの動きが読めないけど、変わらず先行して逃げ切りたい」と養成所時代からこだわってきた先行を貫くつもり。卒業記念レースの決勝戦でも力強い逃げ切りで周囲のメディア関係者を驚かせただけに、ここも持ち味を発揮してデビュー初優勝を目指す。

 在所1位の又多や連勝の松本も気にはなるが、勝負強さなら2連続優勝中の小泉夢菜がピカイチだろう。「感触は悪くないので、決勝戦は畠山さんの動きを見ながら組み立てていきたいです」と青写真を描きながら、立ち回りの上手さを見せて3連続優勝を狙う。

本吉慶司記者

2022年5月28日 23時56分

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