地元の石井寛子は集中力を高める ~立川競輪場~

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石井寛子
トライアルの前に賞金アップが目標
当所3連続V狙いライバルを圧倒

 11月7日(月)から開催されているF2ガールズシリーズは8日(水)に最終日を迎える。ガールズ決勝(9R)は地元の石井寛子(東京・104期)が順当に勝ち上がり無傷での決勝進出を決めた。

 今シリーズは賞金の上積みと地元での優勝を目標として参戦。2日間を振り返り、初日の走りを「中団からの組み立てになったので。4番手からまくり上げたくなかったので走りながら対応できた。これまでの経験を生かせたと思います」と普段とは違う初手の並びになっても対応できたことで、内容と結果にも満足だった様子。

 2日目も「1Cのところが難しかったですが、尾崎さんなら絶対に行くと思って前に入れました」と今年のV回数で並ぶ尾崎睦(神奈川・108期)を反応良く追って突き抜けて人気に応えた。

 危なげなく勝ち進んだようにみえるが「少し呼吸器官に違和感があるので、決勝はアップする時間を長く取り、一番良い状態で臨みたいですね」とわずかな不安も取り除き万全で決勝へと臨む。「地元なので気合いも入っているし、どんな展開に置かれてもVを狙います」と次回の京王閣と小倉ガールズトライアルを控えているが、目の前の一戦に集中だ。

永岡孝史記者

2022年11月8日 17時40分

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