1月26日に岐阜競輪場で行われたFI開催2日目の第6レース・予選2で石井寛子（東京・104期）が通算600勝を達成。22年6月7日に小田原競輪場で500勝を達成してから約1年半での達成で、ガールズでは史上初の記録となる。

　レースは初手から竹野百香（三重・124期）の後位に付けて周回。最終ホーム入り口で先手を奪った竹野の後ろは2列併走の状態となったが、外で凌いだ石井は1コーナーでは番手単独の状態に。あとは後続の動向を警戒ながら3コーナーで踏み出して増田夕華（岐阜・118期）らの追撃も振り切った。

　「（勝負所で併走になったが）冷静にいけました。今日も風は強かったんですけど、どうしても600勝を決めたかったので踏みました（笑）。500勝の時はなかなか勝てなかったんですが、今回はいいイメージで来れました。大勢のお客さんに声援を頂いて嬉しかったと同時に、これからも応援して頂けるような選手になりたいと思います」

　レース後に競輪場内で行われた勝者インタビューで偉業達成の喜びと、応援してくれるファンへの感謝を語った。27日の決勝では児玉碧衣（福岡・108期）ら強烈メンバーとの対戦が控えているだけに、ここで決めてやるという強い意気込みが感じられた。

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  石井寛子 選手東京・104期

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  石井寛子 選手東京・104期