坂口楓華が悔しさを晴らす! ~川崎競輪~

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坂口楓華
決勝は勝ち切って次につなげよう
連勝ストップも気持ちは前向き

 川崎競輪ガールズF2は、11日(月)に2日目が行われた。ガールズケイリン予選2、7レースは、大本命の坂口楓華(愛知・112期)が2着に敗れる波乱。連勝が13でストップしたが、坂口自身は決勝に向けて気持ちを切り替えた。

 打鐘4コーナーから仕掛けた坂口だったが、後ろにスイッチした廣木まこにゴール前で差し切りを許して2着。レース後は悔しい表情でインタビューに応えた。
 「悔しいですね。全然踏み上がらなかったです。先行するなら廣木さんじゃない人を後ろに付けて、2車で先行するような形にしたかったんです。廣木さんがすぐ後ろになるのは嫌だった。そう思ってゆっくり踏み出したら、全然(スピードが)上がり切らなかったです。余計なことを考えて、自分のレースができなかったことが悔しい」

 この悔しさはすぐに決勝で晴らすしかない。決勝こそ、持ち味のスピードを存分に発揮する。
 「負けちゃったし、初日は先行出来なくて、まくりも中途半端だった。駄目なレースばかりで、相当(うっ憤が)溜まってます。決勝は発散します」

 ガールズ屈指の気持ちの強さを持つ坂口は、負けても決してへこたれない。決勝で汚名を返上して、4月のGIに向かっていく。

 

熊谷洋祐記者

2024年3月11日 21時30分

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