前回の失敗を払拭

　ルーキーシリーズin平塚は、5月10日（金）に初日が行われた。7レースは、在所1位で卒記クイーンの仲澤春香（福井・126期）が逃げ切り勝ち。圧巻の競走で初日を飾った。

　打鐘2センターから力ずくで仕掛けた仲澤は、難なく先頭に立つと後続を突き放して一人旅。2着に4身差を付けて圧勝した。前回の富山決勝は、仕掛けのタイミングが遅れて前のあおりをまくり切れず。今回はその反省を生かして早めの仕掛けに出た。初の逃げ切り勝ちで、ロングスパートも苦にならないところをファンにアピールした。
　「富山の決勝で失敗して、33バンクとの違いはあるけど、最終ホームで後方に置かれると負けてしまうと思った。富山からの中3日で考え方を切り替えられたのが良かったです。後ろに付かれていないかドキドキしてました。踏み切れたのは良かったけど、踏んでいる感じは可もなく不可もなく。しっかり反省点と、良かった点を整理して2日目につなげたいです」

　圧倒的な脚力を持つ仲澤は、まさに逃げてよし、まくってよし。2日目以降も、どんな走りを見せるのか楽しみだ。

• 選手詳細データ

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  仲澤春香 選手福井・126期