地元で奮闘する畠山ひすい ~川崎競輪場~

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畠山ひすい
川崎競輪場のマスコット・九ちゃんを持って写真撮影に応じる
ケアして膝の状態も悪くない

 川崎競輪場では11日、FⅡナイター開催の2日目の競走が行われた。予選2の第4レースでは地元の畠山ひすい(神奈川・122期)が前受けから逃げ切り決勝進出を決めた。

 会心の走りだったのだろう。レース後は畠山に笑顔が見られた「逃げ切れたし良かった」。
予選1は好位からまくって出たが追走していた宮地寧々に差されたのもあり「先行しても良かった」と話していた。予選2は有言実行のようなものだ。
前検日に心配されていた膝の状態も「ケアもしているし悪くない」と不安もなくなった。

 畠山に決勝に向けて吉川美穂について聞いてみた。吉川は現在4連続完全V中。今回も連勝しており、V候補筆頭といってもいいだろう。
「吉川さんは組み立てが巧い。何とかしたいです」。今回は地元戦で気合も入るだろう。
しかも川崎競輪場では勝利者インタビューがあるが、2日目は「1着だったけど、雨で(勝利者インタビューがなくなり)行けなかったんですよ」と悔やむ。
予選1で1着なら勝利者インタビューに行けたはずだが、決勝で勝てばいいことだ。上昇ムードの畠山に期待したい。

木村貴宏記者

2025年10月11日 23時57分

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