廃止から存続へ ~向日町競輪場~

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村上博幸
向日町競輪場が誇るスター選手
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稲垣裕之
松山競輪の検車場で取材に応じる
2024年度までは存続されることが決定

 3月13日(金)、廃止も検討されていた京都向日町競輪場が2024年まで存続することが明らかになった。施行者である京都府は2017年から民間企業に業務委託をし業績は改善。存続にあたっての懸念事項であった施設の修繕費も2020年度の予算案に組み込まれることとなった。

 松山記念競輪(3月12日~15日)に参戦中の村上博幸選手は、ホームバンクについての取材に応じて「存続問題が出たのはもう10年くらい前ですかね。施行者や日本写真判定の方々、お客さんとか皆の協力があった。バンクがあるっていうことが当たり前ではないし、もっと活気を出さないといけない。普段の練習からも。イベントとかも協力しながら。色々なお客さんが増えてくれれば良いと思う。アマチュアの時から(バンクが)当たり前のようにあったけど、この不景気の中では当たり前ではないので。一個人としても一選手としても協力して盛り上げていきたい」

 また同じく向日町競輪場をホームとする稲垣裕之選手も「支部の中で話は聞いていたし、(存続が決まり)良かったと思っています。ただ、これからも変わらず努力をして、みんなでずっと存続できるように頑張らなければいけない。まだまだ、これからですね」と開催中にも関わらず、丁寧に応じてくれた。

及位然斗記者

2020年3月13日 18時58分

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