今年、競輪界に大きな別れが続きました。

バンクで数々の名勝負を刻み、マーク選手としてファンを魅了してきた諸橋愛選手。

あまりに突然の知らせに、多くの人が言葉を失ったのではないでしょうか。

私自身、うまく言葉にできないのが現実です。

つい先日、SPEEDチャンネル「同期のチカラ」で佐々木則幸選手、中村浩士選手と笑顔の対談を見たばかり。

マーク選手らしく、勝負の場では厳しい表情を見ることが多かっただけに、この番組で見せた笑顔を見て「こんな表情もするんだな」と思ったことを覚えています。

勝負に対してはとても厳しく、競輪と真正面から向き合っていたのでしょう。

番組内では2017年のグランプリの悔しい思いを語り、「悔いはないけど、悔しい」。その思いを胸に練習に励んだこと、自分にどう刺激を入れようか、自分のモチベーションを上げるのには競り続けた方がいいのかなと諸橋選手らしい言葉があふれていました。

以前、弥彦競輪の中継でゲストとしてお迎えしたときも、ピリッとした印象が強く、私自身緊張していました。

「お疲れさまです」と笑顔でスタジオ入りした諸橋選手。

あ、自転車を降りるとこんなに穏やかな表情をするんだ。と思ったことを覚えています。

ブレることなく、自身の「競輪道」を貫いていた諸橋選手。

「競輪道」とは、その答えはひとつではなく、全選手がそれぞれの「競輪道」を胸に日々鍛錬を積みバンクで戦っています。

数々の名勝負を魅せてくれた諸橋選手。

ありがとうございました。