ピックアップ GⅢ 別府 06/05
小岩大介
名古屋で行われた日本選手権の4走目に落車のアクシデントに見舞われた小岩大介。左肩鎖関節脱臼により約1カ月の欠場を余儀なくされ、開催直前まで出場を悩むほどであったが、最終日まで地元ファンの熱い声援に精いっぱい応えようと奮闘した。最終日は山崎賢人の仕掛けに踏み遅れてしまいながらも最終3コーナーで松谷秀幸の内へと切り込むと、長欠明けとは思えぬシビアなコース取りで3着に強襲して地元の意地を見せた。
「あそこ(最終ホームでは山崎の仕掛けに)は千切れました(苦笑)。でも追い掛けたらまだいたんで。3コーナーはヤバいと思って内へいきましたけど、松谷さんなんで当たっても大丈夫と思いながらいきました。決勝には乗れなかったですけど、思ったよりも戦えました。正直、前検日にきて次の日に朝起きてみて、本当にいけるんかなって不安はあったんですけど。走るたびに良くなってきましたね。お客さんの声援も力になりました。地元っていうことで番組にも助けられて、ラインにも助けられて。お客さんの声援にも助けられました。走って良かったですね。少しは貢献できたと思います」