ピックアップ GⅢ 青森 09/20

小堀敢太
初めての記念開催に挑んだ小堀敢太は、準決勝まで勝ち上がる健闘ぶり。前回の名古屋F1から投入した新車の感触をたしかめつつ、上位陣とのレースに挑んだ。9車立ての流れにも取り残されない走りからは、レースセンスの高さを感じさせた。
「(最終日は)雰囲気的に絶対突っ張られる感じだったし、それなら後藤(大輝)君のところで勝負した方が利があると思った。(坂本)貴史さんと決めるならと思って1コーナー前に行ったけど、早かったかな。(松田治之の)ブロックが効きました。やっぱりA級とは違いますね。着はまとめられたし、9車は楽しいです。7車よりも流れがある。そこには対応できたと思うし、前回が駄目だったぶん良かったです。自転車は、新車を試していたけど、準決からは以前のものに戻しました。こっちのフレームの方が、まくりの展開だと流れてくれる。実は、新車は来年のヤンググランプリを見据えて作ったんです。けど、まだ特性をつかみ切れてないので、もう少し時間がかかるかな」