検車場レポート
桐山 敬太郎 神奈川 88期 |
桐山敬太郎が白星スタートを切った。レースは、藤井昭吾が赤板の1センターで誘導を降ろして先行策に出る。先に動いた柿澤大貴が中団を確保。前受けから引いた桐山は打鐘の4コーナーで仕掛けるそぶりを見せたが、結局7番手で最終ホームを通過。バックからようやく踏み上げると、ゴール寸前で前団をまくり切った。
「赤井(学)さんには悪いことをしました。本当だったらホームで行けば良いんですけど、行けなかったです。仕掛けて(藤井に)全開で踏まれたら中団でいいんですけどね。(約1ケ月ぶりのレースだが)思っていたより車は出た気がする。でも、(藤井が)ちょっと点数以上でした。大事に行き過ぎた感もある。(二次予選は)きっちり仕掛けないとって感じです」
藤井昭吾が2着に粘る。臆せず仕掛けて、二次予選Aに勝ち上がった。
「練習の成果が出た気がします。(中8日間は)先行の練習しかしていなかったです。桐山さんには前に勝っているし、自分的には点数ほど差はないと思っていました。チャンスはあるかなと。4コーナーまで横に(別線の)気配はなかったし、落ち着いて駆けられました。記念はFIより成績が良い気がしますね」