検車場レポート
清水 裕友 山口 105期 |
押さえて出た本多哲也は、中部コンビと単騎の松尾透まで受けて4番手をキープ。前受けから後方に引いた清水裕友が、打鐘の4コーナーから反撃。が、絡んだ本多が外に張って、清水は大きく膨れる。立て直した清水はあきらめることなくそのまま踏んで、ロングまくりで人気に応えた。
「あれで終わったかと思った。(本多は)前に踏んでくれって思いました。いいところに引っ掛かってしまった。あのまま(前受けから)突っ張っても良かったけど、仕上がりに自信がない。ちょっと重たい。これで脚に刺激が入って良くなってくれればいいかなと」
清水を遅れながら追いかけた増原正人は、あおりでさらに清水との車間が空いたが吸い込まれるように2着に入った。
「(初日は約2カ月ぶりの実戦だから)2日目の方が良くなってくると思う。まぁまぁですね、(清水に)付いていってワンツーだし、悪くはないですね」
桜井雄太の逃げを利した上田国広は、内から松尾に当たられるも踏ん張って3着。
「3番手がラインじゃなくて単騎の選手(松尾)だったから…。(桜井)雄太が頑張ってくれたけど、僕に余裕がなかった。なんとかですね」