検車場レポート
桜井 正孝 宮城 100期 |
打鐘前に古屋琢晶を押さえた津村洸次郎が先行態勢を取る。古屋と追い上げた櫻井正孝で中団を激しく取り合う。外併走の櫻井が最終2コーナーから力強くまくって快勝した。
「津村も地元だけど、自分もここは地元だと思っているし、すごい緊張しました。何も考えられなかったです。外併走から自分の中では早めに仕掛けました。ヨコの動きもやって、タテ脚も前回よりいいですね。上がりタイムは11秒4。すんなりまくってもこのタイムは出ない。混戦で人がヨコにいたほうがタイムは出ますね」
3コーナーから切り替え気味に追い込んだ桑原亮が2着に。
「打鐘で踏まされて、あそこがすごいキツかった。切り替えられたのはよかったけど、全然、余裕がなかった。津村が頑張ってくれたおかげです。もうちょっと何かできればよかったです」
櫻井との連結を外してしまった佐藤友和が態勢を立て直して3着に入った。
「津村の先行がかかっていたし、櫻井の出も悪かったから厳しいかなって。見てしまった。その次のタイミングで出てました。それでも追いつかないとダメですね」