検車場レポート
山内 卓也 愛知 77期 |
前受けから川口聖二が下げて、赤板の1センター過ぎからすかさず巻き返す。主導権を奪った川口に山内卓也、遅れ気味に中川博文まで出切って、4番手で矢口啓一郎と菅原裕太が絡む。4番手を取り切った矢口はまくれず、番手で願ってもない流れが訪れた山内が昨年10月以来の勝ち星を挙げた。
「(川口)聖二はいいですね、(1着が)いいクスリになる。聖二も調子がいいんで、聖二がやりやすいようにとは思っていた。自分はあの展開は1年に1回あるか、ないかの恵まれ。抜いただけですから」
中部勢に付けた中川が流れ込んで、逃げた川口聖二は3着で二次予選に進んだ。
「ちょっと重かったし、流れなかった。キツかったです。それでもせめて2着には残らないと。(山内)卓也さんもすごく残してくれたけど、最後はタレた。(セッティングでサドルの)ハナを上げて失敗しました。俗に言う、修正しないとってやつですね」