雨谷一樹が完全V ~ティップスタードームチバ~

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雨谷一樹
チャンピオンズホイールを手にチャンプが笑みを浮かべる

 トラック競技のケイリン種目に準拠した公営競技として行われるピストシックスのファーストシーズン「PIST6 Championship JAPAN HEROES(ピストシックス チャンピ6オンシップ ジャパン ヒーローズ)」が、「TIPSTAR DOME CHIBA(ティップスター ドーム チバ)」を舞台に2日間の開催で行われた。10月3日の2日目にデイ開催のセミファイナルを勝ち上がった6人による決勝が、ナイト開催の12レースで争われた。冷静な立ち回りで勝負どころで2番手を確保した雨谷一樹(栃木・96期・S2)が、逃げる原田亮太をまくりでとらえて優勝。1日2走をこなすシリーズを4連勝の完全Vで、ファーストシーズンのチャンプに輝いた。
 「すごい迷いましたけど、1回動いていい位置を取ってから勝負だと。前々に攻めた結果だと思います」
 力の違いを見せたセミファイナルだったが、自身は中途半端な組み立てを反省した。デイレースの反省を糧に決勝は守りに入らず、攻めて切って好ポジションの2番手を手に入れた。
 「脇本(勇希)君よりも後ろでまくり勝負でも良かったけど、それだと自信がなかった。それでいい位置を取ってからと」
 持ち前のダッシュにさらなる磨きをかけて、ナショナルチームのチームスプリントでは日本をけん引した。昨年、そのナショナルチームを退いて、1年以上がたっていたが、国際基準の木製トラックでの走りはサビつくことはなかった。
 「(最初の開催で優勝できて)すごい光栄です。また呼ばれることがあったら優勝したい。(このピストシックスでの競走が)競輪にもつながると信じてます」
 10月9日からの青森F1を経て、いよいよその次はG1寬仁親王牌。ピストシックスで雨谷の走りに魅了されたファンが、競輪でもそのパフォーマンスを期待している。

 なお、2日目の売り上げは、約2億7250万円、2日間でのトータルの売り上げは約6億2340万円だった。

竹内祥郎記者

2021年10月3日 21時53分

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