栃木コンビが好連係を披露する ~取手競輪場~

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眞杉匠
軌道修正に成功して満を持して決勝へ
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雨谷一樹
頼れる後輩を目標に優勝を目指す
好メンバー揃う決勝で呼吸を合わせる!

 10月6日(日)から取手競輪場で開催されているF1シリーズは明日8日(火)に最終日を迎える。初日特選以来で連係する栃木コンビは強敵撃破へ気合を入れ直す。

 前を回る眞杉匠(栃木・113期)は初日のレース終了後に「感じが良くないですね。体かな。疲労感がある」とコメントしていたが、準決で堂々の逃げ切りを決めた後には「自転車をいじりました。アップのローラーから軽くてその感じをレースで出せた。いじってよかったです」と軌道修正に成功した様子で笑顔が戻ってきた。

 決勝のメンバーが出揃うと「初日に約束した通り、また雨谷さんと連係できる。(石井が付いて)3車になったのはありがたいし、相手は強いけど、しっかりとしたレースをしたい」と集中力を高めた。

 近況、番手戦が増えている雨谷一樹(栃木・96期)は「最近は、人の後ろでも離れる感じはないし、余裕がある。ただ(番手の)技術は全然ですね。ただその中でやれることはやろうと常に思っている」と番手戦は勉強中だが、持っているものを駆使して自力選手をサポートする。

 「眞杉君とはレースでの相性がいいと思っているし、心強い存在。(初日特選でまくられた)山田さんへのリベンジっていうよりも自分のできることをしてからですね」とあくまでもライン決着を念頭に置いてレースに挑む。

池端航一記者

2022年11月7日 18時01分

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