弟に続き初V目指す

　4月26日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023ラウンド4の1次予選が行われた。1Rには東矢昇太が出走し、残り1周からのまくりを決めて白星スタートを切った。
　
　レースは残り3周でペーサーが退避しても各選手の動きはなく、残り2周半で4コースの大西祐が進出を開始して前を押える。後位がもつれるも東矢はその動きを冷静に見極めて、残り1周では3番手を確保。逃げる大西とは車間が空いていたが、残り半周から一気にスパートするとゴール前で大西を捕らえた。

　「前が併走していてごちゃついたところは気にならなかった。それよりも安部（貴之）さんが車間を空けていたのが怖かった。踏み出した時の感じは良かった。3月の玉野で首と腰を痛めたけど、腰の方はだいぶ良くなってきた。走っている時は気にならない。タイムトライアルはサドルが下がってしまいタイムが悪かったけど、セッティングを戻してもう大丈夫」
　
　PIST6 2023ラウンド4では弟の東矢圭吾が初参戦で完全Vといきなり結果を残した。兄である昇太も今回は負けられない思いが強いはず。まずは決勝進出を目指して連勝で準決進出を決める。

• 選手詳細データ

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  東矢昇太 選手熊本・98期