タイムトライアルは10秒392で全体の3位で通過

　7月5日（土）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 7月 第1戦が開催される。今回PIST6初出場を迎える選手が8名参戦しており混戦模様も、優勝経験者の塩島嵩一朗（神奈川・125期）が中心となってくるだろう。その他にもV経験を有する伊藤信（大阪・92期）、稲毛健太（和歌山・97期）、依田翔大（山梨・123期）が差がなく迫るが、ここでは塩島に話を聞いた。
　現行競輪では前回大垣で3場所連続完全優勝を決めて、S級2班に特別昇級を果たしたばかりで、今回はS級戦士としてPIST6に参戦する。

　「まさか自分がS級に特進できるとは思っていなかった。前回大垣はいつも通りリラックスして走ることができた。S級では師匠や兄デシたちと一緒に走ることになると思うので、しっかりと前を任せてもらえるように頑張っていきたい。まずは今月末の高知の追加が入ったので、そこに向けて頑張りたいです。今回からは兄デシの新村（穣）さんに譲ってもらったアルゴンのフレームを使います。中3日でミッドナイト明けだが、体調はいつも通りで普通ですね」

　師匠の小原太樹（神奈川・95期）を始め、同門には青野将大（神奈川・117期）や、新村穣（神奈川・119期）などS級のトップクラスで活躍する選手たちがそろっている。持ち前のダッシュ力はS級の舞台に上がっても、十分に通用するだけのものを持っており、今後の活躍が楽しみな好素材だ。PIST6では4月 第4戦での初優勝を含め、近況は3開催連続で決勝進出中と徐々に慣れてきた印象で、今シリーズでは2度目の優勝が期待される。

• 選手詳細データ

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  塩島嵩一朗 選手神奈川・125期