安倍大成が初の地元戦でアピール狙う ~京王閣競輪場~

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安倍大成
課題はレースでの経験値。内容と結果を求めていく
レースに順応すべく奮闘

 8月17日(水)から京王閣競輪場で始まった『トヨダビールカップ&スポニチ杯』。

 今期、本格デビューした安倍大成(東京・121期)は今シリーズが初の地元戦となる。前検日には「練習は西武園でやらせてもらっていて、京王閣に入ったことはないんです。なのであまり地元戦という感じは…。それでも地元を走るということで気持ちは入っている。東京の安倍をアピールできるように頑張りたい」と意気込んでいた。

 初日は3レースで出走。前受けから秋永共之を突っ張ったが、秋永が下がったところを叩きに来た黒川将俊は合わせ切れず出られてしまう。番手の位置で和泉田喜一との併走をしのいで位置を取り切ると、すかさず2コーナーからまくって地元初勝利。レース後、「本当は突っ張り切りたかったが、メリハリのないレースをしていたからか甘く見られて出られてしまった。ダッシュには自信があるんですけど、レースの流れというか、まだまだ甘いです」と初勝利にも内容には満足がいかず反省。準決勝に向けて「良い車番(1番車)をもらえたので。今度こそ、初日にできなかったレースをやりたい」と突っ張って別線を封じた上でのライン決着を目指す。

角田祐馬記者

2022年8月17日 21時25分

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