充実の援軍を背に連勝を伸ばす

　１月11日（水）から行われている京王閣ミッドナイトは２日目を迎える。特別昇班を目指している注目の末廣快理（兵庫・121期）が人気に応えたが、２レースを走った近谷涼（富山・121期）も逃げ切って前回の向日町から連勝を“４”に伸ばした。

　初日は一旦、赤石聡（群馬・69期）に一車出られたが、すかさず叩いて逃げ切りラインを上位に導いた。「赤石さんに出られたのは想定外。ちゃんと突っ張らないとダメでした。でも、こんな展開も勉強になりますね。何とか北日本の選手も連れ込みラインで決まったのでホッとしました」と北勢も気遣っての白星スタート。

　「少しずつですが自分の求めている走りに近づいています。日に日に調子を上げいき、最終日をピークに持っていくことを考えています。決勝には同期の末廣快理君も乗ってくるはずだし、目の前で特進されたくない。潰す走りと言うより、“負けないぞ！”って気持ちで挑みたいですね」と無傷での決勝進出を目指して奮闘する。決勝で末廣に勝って完全Ｖを決めれば、今度は自分が特別昇班に王手をかける番だ。

• 選手詳細データ

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  近谷涼 選手富山・121期