ルーキーシリーズ3戦目の勝者は… ~いわき平競輪~


酒井亜樹は6連勝、三澤優樹は地元で初V
ルーキーシリーズ2025inいわき平は、5月19日(日)に最終日が行われた。ガールズ決勝10レースは、酒井亜樹(大阪)が完全V。男子決勝11レースは、三澤優樹(福島)が地元Vを決めた。
女子の優勝は酒井。初戦の別府から負けなしで来ていたが、今回も3日間勝ち切っての完全Vをゲットした。負けなしの6連勝でルーキーシリーズを終えて、いよいよ本格デビューへと向かう。
「スタートは前の方を狙っていました。岡田さんがホームぐらいから来ると思ってたので、別府の時と同じように、来るタイミングで先に仕掛けようと思ったんですけど、岡田さんも分かってたのか、かなり早めに来た。自分の反応も遅かったし、前と詰まったタイミングで来たから、合わせて出られませんでした。距離的にも、まだ慌てなくて大丈夫と思ったし、飛び付いて、自分の持つところから仕掛けようと頭を切り替えました。まだ誰も仕掛けてきてなかったですし、急いで仕掛けなくてもいいかなと思って、ためました。ルーキーシリーズに対する不安もあったんですけど、結果的に全部1着で終われたのでホッとしてます」
混戦模様の男子決勝を制したのは地元の三澤優樹だった。応援に駆け付けた友人らが見守る中での初優勝。「自分でもびっくり」と、下馬評を覆しての優勝に、本人も驚きの表情を浮かべてレースを振り返った。
「中団から、様子を見てと思ってました。切りにいくことも考えたんですけど、ちょっと見ちゃいましたね。ホーム過ぎで、車間を切ってタイミングを取ろうと思ったら、(丸山)留依君も来てたし、前も掛かっていって、マズいと思った。でも、内が空いているのが見えたんです。もう、そこをいくしかないと思いました。ちょうど椎名さんと併走になって、コースがないかなと思ったら、椎名さんが下がっていく感じになってコースができた。届かないかもと思ったけど、必死で追い込みました。優勝できるなんて、自分でもびっくりです。他のメンバーよりも脚で劣っているし、まさかです。まさか、初優勝を地元でできるなんて、本当に嬉しいです」
2025年5月18日 23時03分
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選手詳細データ
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三澤優樹 選手福島・127期
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酒井亜樹 選手大阪・128期