「自力も出せるようなポジションにして、それが近況の成績につながっている」

　7月31日に京王閣競輪場でFIガールズナイターシリーズの初日が開催された。6Rにはガールズの予選1が行われて、地元の岡本二菜（東京・118期）が登場。2番手確保からの先まくりで強敵・太田美穂を合わせて白星スタートを決めた。

　「（地元で）めっちゃ緊張しました。太田さんがホームから仕掛けるだろうなと思っていたので、番手に飛び付こうと思った。（先に石田春海が）来て並び的にもそこに太田さんが付いてくると思ったけど、1人だったので入れて、うまく対応はできた。自分の後ろにも何人かいたし、（太田が）来る前には仕掛けないとと思って踏んだ。バックの向かい風がきつかったし、最後は後ろに差されるんじゃないかと思ったぐらい一杯だった。去年の12月に落車したんですけど、その前に梅川（風子）さんからアドバイスとかをもらっていて、4月に新車が届いたので梅川さんのアドバイスをもとにまた一から作り直そうと。自力も出せるようなポジションにして、それが近況の成績につながっている。久米詩さんには先着したこともあるけど、脚の差は歴然としているので、あとは運と気合い一本で頑張ります」

　近況は7連続優出中と安定感抜群の走りを披露しており充実ぶりが際立っている。2日目は久米詩が相手となるが、勢いそのままに連勝を飾るシーンも十分にありそうだ。

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  岡本二菜 選手東京・118期