初日から久米詩や飯田風音といった強敵と激突

　7月31日から京王閣競輪場でFIガールズナイターシリーズが開催される。ガールズケイリンにはルーキーの半田水晶（茨城・128期）が参戦。前回の取手では持ち味を存分に出す積極策で逃げ切りV。憧れの奥井迪を相手に会心のレースを披露した。

　「前回の決勝は気持ちが入っていました。（奥井は）憧れの存在だけど、レースになれば真っ向勝負だと思っていたし、胸を借りるつもりで力を出し切ろうと思っていた。駆ける位置は決めていたし、あそこ（打鐘4角）で行かないと思っていて結果的に逃げ切れて良かった。（本デビュー初戦の川崎がレースカットにより強制帰郷で）不完全燃焼に終わってしまった。初日のぶんも2日目に頑張ろうと思っていたので、その機会もなくて悔しかった。取手はその分も頑張ろうという思いもあったので。レースが終わってからは師匠（芦澤大輔）からいいレースだったと言ってもらえて自信になりました。ままだまだだけど（この結果を）今後につなげていければ。今回も出し切るレースをします」

　適性組ながら養成所時代から徹底先行のスタイルで力をつけてきた。今節は久米詩を筆頭に太田美穂、飯田風音などの強敵が待ち受けるが、前回Vの勢いそのままに持ち味の積極策で大物食いを狙う。

• 選手詳細データ

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  半田水晶 選手茨城・128期