「少しずつ先行することに慣れてきた」

　12月18日（木）から小倉競輪場で開催されているF2ガールズナイターは初日が終了。第3レースで果敢な先行を見せた新垣慶晃（沖縄・127期）は番手に交わされて2着スタートとなったが、先行スタイルの成長を実感している。

　「内容としては作戦通りでした。ペースも今までで一番刻めたと思う。番手に付いてもらった原清孝さんからも『いいペースだった』と言ってもらえた。あとは末脚ですね。そこは練習するしかない」と差されたくやしさを噛みしめながら手応えもつかんでいる。
　「今までは１着取ろうと、勝たないとってことで、脚を残す走りでペースを上げ切れなかったりしたけど、今日は2周踏み切ることができたのは良かった。少しずつ先行することに慣れてきた」とデビュー直後はまくりが多かったが、周りから、『いまは逃げて力をつけたほうがいい』そして師匠から『勝ち上がりは逃げて、結果を求める走りをしたいなら、決勝だけにしろ』と言われたことを胸に先行スタイルに変えている。
　準決勝は同期の利川寛太との対戦。同期相手でもスタイルを変えずに先行を貫けるか注目だ。

• 選手詳細データ

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  新垣慶晃 選手沖縄・127期