ルーキーの新垣慶晃が初参戦! ~TIPSTAR DOME CHIBA~

初の師弟あっせんで気合いも入る
9月27日(土)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 9月 第4戦が開催される。優勝経験者7名を中心に、これまでPIST6で上位進出の経験がある精鋭が多数集結するシリーズだが、9度の優勝実績がある中島詩音(山梨・119期)が優勝候補の筆頭格。前回7月 第4戦では無傷の4連勝で9カ月ぶりのVを奪取。今シリーズでは連続優勝を目指す。PIST6での連勝はストップしたが、3度の完全優勝を含め、16戦15勝の圧倒的な戦績を残している久田朔(大阪・125期)や、PIST6の最年少優勝記録保持者で3度の優勝がある岩井芯(岐阜・125期)など優勝争いは激戦模様だが、ここでは今シリーズがPIST6初参戦となる新垣慶晃(沖縄・127期)に注目した。養成所の在所順位は8位で、第3回記録会でゴールデンキャップを獲得した有望株。名門・鹿屋体育大学出身であり、学生時代にはスクラッチなどの中長距離種目で活躍してきた。
「自転車競技は中長距離種目を主にやっていた。ケイリンなどの短距離種目の経験はあまりないが、250mバンクやカーボンフレームは学生時代に経験があるので、感覚を思い出して頑張りたい。(デビューして)まくりが多かったが、最近は先行もできているのでPIST6でも先行で頑張れたらと思っている。(現行競輪は)特別昇班をできたらいいですけど、まずは先行で力を付けていくことが今の課題ですね」
また今シリーズは師匠の仲松勝太(沖縄・96期)の追加参戦により、初の師弟あっせんが叶った。
「まさかここで師弟あっせんになるとは思わなかったですね。普段から一緒に練習させてもらっているし、安心して走れると思います」
現行競輪ではA級3班の新垣と、A級1班の仲松は同じレースを走る機会はないが、級班が関係のないPIST6ならば、同じレースを走る機会もあるかもしれない。現行競輪のような師弟連係はないが、同じレースを走るならばこの師弟対決にも注目してみたい。
2025年9月26日 16時28分
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選手詳細データ
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新垣慶晃 選手沖縄・127期