かつてはビッグ戦線の常連

　12月24日から小倉競輪場でミッドナイト競輪チャレンジシリーズが開催されている。6レースに登場した松本一成（新潟・77期）は中団キープから豪快なまくりを決めて、節目の400勝を達成した。

　レースを終えた松本は「新人はだいたい突っ張るし、ある程度考えていた展開になりましたね。動かなければ4、5着ですし一か八かいってみました。何とか乗り越えられて良かったです」と勝因を教えてくれた。

　1996年のデビューから今年で約30年目。かつてはビッグ戦線で活躍し、長らくS級にも在籍。節目の勝利には「前のレースのことはあまり覚えていないし、一戦一戦という感じですね。最近は体調だったり、ベストな状態で走れないことが多かったけど、毎回記者の方に400勝のことを言われるので、意識はしていなかったけど意識する感じで（笑）。先は長くないと思うし、最後までやれることをやるだけ」と目の前の一戦に一走入魂し、最後まで自力で戦いぬくかまえ。

　準決勝は6レースに登場。ライン4車を生かして、新人の佐藤魁皇（熊本・127期）と真っ向勝負を挑む。

• 選手詳細データ

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  松本一成 選手新潟・77期