前期S級選手に挑む伊藤旭

　明日、2月2日から小倉競輪場で岸和田市営ミッドナイト競輪in小倉「ケイドリームス杯争奪戦」が開催される。今シリーズはガールズ、1、2班戦の9R制開催。1、2班戦は前期S級の実力者が4名参戦するが、優勝候補筆頭は昨年9月に特別昇班してから1、2班戦でも5度の優勝を誇る伊藤旭（熊本・117期）。ガールズは坂口楓華（京都・112期）が優勝争いをリードする。

　伊藤旭は昨年6月のルーキーシリーズも含めて4度目の小倉参戦。ルーキーシリーズでは決勝に勝ち上がれなかったが、9月のチャレンジ戦で完全優勝、1、2班戦に上がった11月にも112着とここまで小倉では好成績を残している。
　「前回（1月名古屋321着）の初日は脚が入ってこなかったので、シューズのサンを新品に変えた。ここまでも練習はできたし大丈夫。状態も悪くないと思う。1、2班戦でもあまり大きな着を取ってないし、ある程度安定してると思う。落ち着いて走れてますね。小倉は悪くないんで頑張ります」

　1月取手のガールズケイリンコレクショントライアルでは773着と大きな着が続いた坂口楓華だったが、続く名古屋では完全優勝としっかり立て直してきた。
　「（昨年12月の）高松のあとにウエイトで腰を痛めて、取手は調子が悪かった。しっかり管理できなかった自分が悪い。取手のあとは鍼治療に行ったり、ケアに専念して名古屋に行ったのが良かったですね。コレクションがかかった大事なシリーズを無駄にしてしまったのは反省です。あのレベルになると、メンタル的にも弱気なところがあった。腰はしっかり治して、気持ちも入れ直したので今回も頑張ります」

• 選手詳細データ

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  伊藤旭 選手熊本・117期
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  坂口楓華 選手京都・112期