鮮やかなまくりで人気に応える

　10月14日に前橋競輪場で開催初日を迎えたドームスーパーナイトレース（G3）。注目の初日特選は今年の高松宮記念杯を制してタイトルホルダーの仲間入りを果たした宿口陽一（埼玉・91期）が鮮やかなまくりで快勝。番手の武藤龍生とワンツーを決めて、しっかり一番人気に応えた。
　宿口は「ちゃんと切るところは切るって感じで組み立てました。僕に展開が向きましたね。それなりに余裕もありました。前の様子も見れたし、後ろの状況も確認できたので脚の状態は良いと思う」と一走したことで、状態面の確認もできた様子。2日目の二次予選ではメインの12Rで武田亮と稲村成浩と連係。「後ろに稲村さんが付くし、武田君には頑張って貰いたい。（武田が）Ａ級時代から強いレースをしているのは知っている。地元の大先輩が後ろにいるので、（自分が）ミスすることは許されないと思っています」と責任感を持ってレースに臨む。

• 選手詳細データ

• 
  宿口陽一 選手埼玉・91期