久田裕が完全Vへ王手 ~小倉競輪場~

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久田裕也
通算11度目の優勝へ視界良好
当バンクでは無類の強さを誇る

 27日(土)に2日目が終了した小倉F2ナイターは明日の28日(日)に最終日を迎える。A級1、2班の決勝戦は好メンバーが集結したが、連日、好タイム(初日は11秒4、準決は11秒3の上がりタイム)で予選から勝ち上がってきた久田裕也(徳島・117期)が優勝に最も近い存在だ。

 「九州地区の開催は好きだけど、小倉はそこまで好きではないんですね」と話していたが、準決を終えた時には「小倉は好きですね。断言できます」と笑顔が弾けた。前検日から「優勝したい」と宣言。「(小倉は)5月に優勝しているし、今回も狙っていきます」とV獲りへ集中力を研ぎ澄ます。

 「準決は初日よりも余裕があったし、最後まで持つように踏めた。それに宮本さんが付いてくれるみたいだし、単騎よりもラインがあったほうが戦いやすい。しっかりといくべきところから仕掛けていきたい」と自身の体調に不安はなく、援軍が付いたことはプラスの要因。別線から警戒される存在だが、怒涛の巻き返しで9月佐世保以来、今年7度目の優勝を勝ち取る。

 A級1、2班戦の決勝12レースは20時35分発走予定。エンジョイサイトの締め切り時間は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年11月27日 21時20分

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