高松宮記念杯で活躍の松本秀之介が好発進 ~松戸競輪場~

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松本秀之介
久々の松戸バンクにも対応した
しぶとい走りで力の差をみせつけた

 6月27日(火)に開催初日を終えた松戸競輪場F1ナイターシリーズ「第22回吉井秀仁杯」。10レースでは前回の高松宮記念杯で2勝を挙げて活躍した松本秀之介(熊本・117)がまくりを決めて白星スタート。
 レースは中団から進めるも打鐘で坂本周輝にすくわれて外に浮いてしまう。しかし、外併走のまま耐えると、まくり上げて抵抗する小畑勝広をのみ込んで地力の違いをみせつけた。
 「サンサンだけに引くかどうか迷ってしまった。中途半端でしたけど、後ろが来る前に仕掛けました。出脚はキツかったけど2コーナーからは流れましたね。ふわふわした感じがあったけど、外々を踏めたし脚の感じは悪くない。ただ、体が痛いのでストレッチを増やして何とかします」と手応えは得ただけに、入念にケアをして準決勝へと臨む。
 前回の高松宮記念杯では2勝を挙げて活躍。「(高松宮記念杯の前に)バンクに入れなくて、熊本の街道で長い距離を踏む練習をしていた。(高松宮記念杯が)終わってからはバンクに入れたのでバンクで練習してきた」とタイプの違う練習をこなして今シリーズでも前回の勢いをキープしている。

 準決勝は11レースに登場。初日特選を制し、高松宮記念杯では決勝まで進んだ松井宏佑を相手に大立ち回りを見せるか。

角田祐馬記者

2023年6月27日 22時00分

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