地元勢は7名が準決勝進出「東日本発祥75周年倉茂記念杯」 ~大宮競輪場~

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森田優弥
地元の若き大砲
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平原康多
初日特選に続き深谷知広と連係
脇本雄太は急性上気道炎で3日目以降欠場

 1月6日、大宮競輪場で東日本発祥75周年倉茂記念杯の2日目が行われ、地元の埼玉勢は7名が二次予選をクリア。7日に行われる準決勝に進出した。
 
 二次予選9レースでは森田優弥が先行して平原康多が交わした。3番手の中田健太まで続いてラインで上位を独占。森田は「3人で決めないといけないっていうプレッシャーはありましたけど、出切れば、あとは平原さん、中田さんがなんとかしてくれますから」と後ろの先輩に全幅の信頼を寄せていた。「地元の声援がすごくて、後押ししてもらえました。昨日(初日)よりもコンディションは良いです。アップのリズムをつかめたと思う」と調子は上向き。準決勝では初日特選から連勝の北津留翼に力勝負を挑む。

 地元の総大将・平原康多は準決勝12レースに出走予定。初日特選も連係した深谷知広の番手から決勝を目指す。「初日も回っているし、深谷君にいかせてもらいます。引いてからの巻き返しでバックを踏む感じがあって、そこが森田とは違うところ。ナショナル系の選手はそうなんでしょうね。そこを合わせられるように」

 今後の他地区との連係について「その時の状況にもよります。勝利に近い位置、上で戦うために決断しないとっていうのが、今年の一発目で眞杉が欠場になって成田さんにも後押しをしてもらいました。成田さんも自分といままでの連係もあったので」と思いがけずに他地区との連係が早く訪れたが、今後もドリームラインの形成が楽しみになってきた。

小山裕哉記者

2024年1月6日 19時00分

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