脇本勇希がきっかけつかむ1勝 ~青森競輪場~

準決はシード組の久田裕也との2分戦
7月17日に青森競輪場でFIシリーズ『坂本勉カップ争奪戦』の初日が開催された。7RにはS級の予選が行われて、脇本勇希が登場(福井・115期)が登場。武田亮、山本浩成といった同年代が相手の3分戦となった一戦は、脇本が最終2コーナーからの快速まくりで1着。久々に自慢のダッシュ力をみせつけて白星スタートを決めた。
「最近はスッキリした自力も出せていなかったし、まくり切れて良かった。重かったけどタイムは悪くなかったし、自分の感じよりかはいいのかもしれない。欲をいえばバックを取りたかったけど、現状の自分の力でバックを取る走りをしてしまうと(成績的にも)どうなのかなと。車番とかラインが3車になったりすれば別なんですけど。(寺崎浩平とか)福井は強い選手が多いし、練習でメンタルをやられて練習でも長い距離をモガけなくなっている。いつでも逃げる気持ちぐらいの強い気持ちは持って走りたいですね。(準決はシード組の久田裕也との2分戦で)昔に戦ったことがあるけど、その時も強かった。どうにか頑張ります」
近況は思うような結果が出せずに苦しんでいたが、初日のまくりを見ると本来の脇本のスピードが戻ってきた様子。準決も強敵を相手に自慢の快速を発揮し、連勝での決勝進出を狙う。
2025年7月17日 17時42分
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選手詳細データ
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脇本勇希 選手福井・115期