シャイニングスター賞は郡司浩平が制す ~函館競輪場~

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郡司浩平
ドリームレースから連勝で5日目の準決勝にリズム良く臨める
ドリームレースと同様に深谷知広の番手から好展開を生かす

 8月14日函館競輪場で第68回オールスター競輪の開催3日目が行われ、メインの「シャイニングスター賞」は郡司浩平が制す。郡司はドリームレースと同様に深谷知広の番手回り。南関勢は正攻法からレースを進めると深谷は上昇した山口拳矢を突っ張る。打鐘前2コーナーから眞杉匠-吉田拓矢がカマしてくると、深谷は関東勢を出して3番手を確保。1センターから車を外して仕掛けていき、吉田のけん制を乗り越えて最終バックを先頭で通過。郡司が絶好の展開を生かして勝ち切った。

 【郡司 浩平(1着)】
 「赤板で(別線の)みんなが外に張りながら、切りそうで切らなそうな感じだった。思ったより来なかったんで、(深谷知広は)1回、突っ張ってってなったんだと思います。ジャンのところで眞杉(匠)が来て、あそこの位置取りで決まったなって。3番手から深谷さんのタイミングで行けばと。新山(響平)が外を踏んだのが見えたので、そこだけはかぶらないようにと。あとは内が怖かったんですけど、深谷さんが加速していったのでそんな心配はしなくても良かった。自分は1走目よりも重たさを感じたけど、冷静にレースを運べている。連日(2走とも)、深谷さんあってのレースですけどね」

 郡司が語るように、深谷の調子が抜群だ。深谷は「ここ最近の中で一番動けていると思う」と自身でも手ごたえをつかむ。現在の状態が良好なだけに「1日空くので(どう過ごすか)慎重に考えたい」と5日目の準決勝に向けて休養日の過ごし方も重要になってくる。いまの深谷ならしっかりとコンディションを整えてくるだろう。

小山裕哉記者

2025年8月14日 22時01分

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