開設76周年記念『和歌山グランプリ』が開幕 ~和歌山競輪場~

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脇本雄太
自慢のスピードで別線攻略を目指す
「2日休んで練習を再開して、肘の感覚を見ながらやってきた」

 1月9日から和歌山競輪場で開設76周年記念『和歌山グランプリ』が幕を開ける。初日特選は南関ラインが4車で結束して、グランプリ王者の郡司浩平が有利に運ぶ流れとなりそう。それでも地元の近畿地区は脇本雄太と南修二のS班2名が力を合わせて意地を見せる。

 昨年の寛仁親王牌の開催中に、ウォーミングアップ中の落車で左肘関節脱臼骨折のケガを負って長期離脱を余儀なくされた。約2カ月ぶりに迎えたグランプリでは別線に付け込まれて9着に終わってしまっているだけに、グランプリから中8日で迎えるシリーズで状態面が気になるところだろう。昨年のグランプリを振り返りながら現状の練習状況や、今後の見通しについて語った。

  「(グランプリは)僕のテクニック不足もありましたし、肘の感覚も良くなかった。(眞杉匠との併走は)引いたら、何のために僕が番手を回ったかわからなくなるんで、そこは意地でもと思ってた。2日休んで、練習を再開して、肘の感覚を見ながらやってきた。何をしたら痛くないかは、本番じゃないとわからないんで、なんとも。グランプリも、イレギュラーなレースだったんで。今年はGIの勝ち上がりとどう向き合うかが大事だと思う。目標は特にないけど、今年の前半戦は確実に厳しいものになる。後半の戦いを見据えてやらないとなって思ってます」
 
 グランプリは苦手なヨコの勝負に屈したが、グランプリシリーズ開催中の公式練習ではハイラップを叩き出していた脇本。得意なタテ脚勝負なら決してノーチャンスではないだろう。南関勢が隙を見せれば、後方から自慢のスピードで牙をむくシーンもありそう。今年一発目のグレードレースとなった立川記念を制したのは弟の勇希で、兄の雄太も負けてはいられない。勝負所を見極めて豪快な仕掛けを披露する。
 

細川和輝記者

2026年1月8日 17時04分

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