梁島邦友が地元でS級初決勝 ~取手競輪場~

「うれしいよりも驚きの方が大きい」
取手競輪場で開催中のFⅠは19日、最終日を迎え第12RでS級決勝が争われる。初日特選組は吉本卓仁のみで、他6人は予選から勝ち上がってきた。地元戦で気を吐いたのが梁島邦友(茨城・117期)。ホームバンクで初のS級決勝入りを決め意気揚々。この勢いで決勝も波乱を巻き起こす。
初めてS級準決勝の壁を乗り越えた梁島は「うれしいよりも驚きの方が大きい」と喜びを表現。「まさか決勝に乗れると思わなかった」と素直に本音を明かした。
準決勝10Rは打鐘過ぎから谷和也と川越勇星で先行争いに発展。梁島は踏み合いの決着がつく前にラスト1周からまくり上げ、最終バック過ぎに先頭に立った。ゴール前でマークした古川尚耶に微差交わされたが、殊勲の一撃。「ダメでもともとと思い行ったが、叩き切れると思わなかった。隊列が短くなったところで行けたのが良かった。もう必死でした」と振り返った。
今シリーズは前検日に予備から正選手に繰り上がり。急な参加だったが「ここに入るつもりで準備していた」。用意周到にスタンバイしたことが功を奏して、持てる力を100%発揮している。
決勝は関東勢が4人勝ち上がったが、地元の梁島にも勝負権があるように二手に分かれた。ここまで勝ち上がれば狙うは優勝のみ。地元の声援を追い風にして、全力でペダルを踏み込む。

小野祐一記者
選手詳細データ
梁島邦友 選手 茨城・117期

















