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2026年2月26日 17時20分

神戸暖稀羽が悲願の初Vへ ~取手競輪場~

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神戸暖稀羽
展開が向けばチャンスはある

「予選は1着が取れるけど、決勝になると緊張しちゃう」

  取手競輪場で開催中のF2は27日、最終日を迎える。ガールズケイリン決勝10Rは主力が順当に勝ち上がり実力拮抗の顔触れ。熊谷芽緯と畠山ひすいの機動力対決に注目が集まるが、2日目の予選2を追い込んで快勝した神戸暖稀羽(124期・北海道)にもVチャンスは十分。悲願のデビュー初優勝を狙い集中力を高めている。

 初日は畠山ひすいをまくり切れず3着だったが、2日目は冷静沈着に追い込み勝負に懸けた。周回中から熊谷芽緯の後位にロックオン。逃げた熊谷を巧追すると、直線でスムーズに車を伸ばして抜け出した。

 神戸は「熊谷さんは迫力が凄いと思った。ホーム線から駆けてカントを登るところの迫力が凄かったです」と、同期で同い年のライバルが放つパワーを間近で感じ取った。その熊谷を3着に沈めて追い込んだ動きは文句なし。まさに〝柔よく剛を制す〟を体現する走りだった。

 近況は対応力に磨きをかけて充実一途。対戦メンバーや枠番に応じて、逃げ、まくり、差しとあらゆる戦法を駆使している。「積極的に行く時と、流れを見て上手に立ち回る時と両方できるようにならないといけない。そのためにも自力がないといけないですね」。基本はタテ攻撃に重きを置きながら、冷静に立ち回れる器用さもあるのが、今の充実ぶりに結びついている。

 予選は勝ち負けできるようになったが、デビュー3年で優勝はまだない。「予選は1着が取れるけど、決勝になると緊張しちゃうんです。展開を見て自分の力を出し切れるように頑張ります」。自力を出すのか、差し脚を繰り出すのか。思惑通りのレースメイクができれば、決勝でも勝利の女神がほほ笑むはずだ。

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小野祐一記者

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